20日も関東中心に危険な暑さ続く 熱中症対策の徹底を
19日は関東で危険な暑さとなったところが相次ぎました。20日も関東を中心に危険な暑さが続くほか、東北から九州にかけて猛暑日が予想されていて、引き続き熱中症への対策を徹底してください。
大阪 堺で火災 3棟全焼 住民など3人搬送 命に別状なし
19日午後、大阪 堺市の工場を兼ねた住宅から火が出て、周辺の住宅2棟にも燃え広がり、5時間近くたって火はほぼ消し止められましたが、3棟が全焼しました。この火事で、80代の女性と70代の男性らが、のどの痛みを訴えるなどして病院に搬送されましたが、いずれも意識はあり、命に別状はないということです。
20日 東北の日本海側中心に大雨のおそれ 土砂災害に厳重警戒を
前線や低気圧の影響で、北海道の道南を中心に大雨となりましたが、この時間、東北北部では非常に激しい雨が降っていて、20日にかけ、東北の日本海側を中心に大雨になるおそれがあります。気象庁は、土砂災害に厳重に警戒するとともに、低い土地の浸水、川の増水や氾濫に警戒するよう呼びかけています。
熱中症 1週間の病院搬送者数 全国で5100人余に
8月17日までの1週間に熱中症で病院に運ばれた人は、全国で5100人余りに上ったことが総務省消防庁のまとめで分かりました。
気象庁3か月予報 “季節の進行遅く 9月と10月は気温高い”
お盆を過ぎても各地で猛烈な暑さが続いていますが、ことしも残暑が厳しく、秋も暑くなる見込みです。気象庁の3か月予報では季節の進行が遅く、9月と10月は平年より気温が高いと予想されています。気象庁は「暦の上では秋でも高温が予想されているので、熱中症対策を続けてほしい」と呼びかけています。記事後半では、熱中症対策の注意点について医師のQ&Aをお伝えします。
2人死亡の道頓堀火災 過去の立ち入り検査で現場ビルに法令違反
18日に大阪・ミナミの道頓堀に面した隣り合うビル2棟が焼け、消防隊員2人が死亡した火事で、2人は逃げ遅れた人がいないかフロアごとに確認するなどしていた際に崩落が起き、退避できなくなった可能性があることが消防への取材でわかりました。大阪市消防局は、近く事故調査委員会を立ち上げ、当時の活動状況を検証することにしています。また、現場のビルは、2023年に行われた消防の立ち入り検査で自動火災報知器が一部で取り付けられていないなど法令違反が指摘されていたということです。
アンパンマンの石像無くなる「こっそりとでもいいから返して」
18日午後、高知市中心部にある商店街の花壇に置いてあった小型のアンパンマンの石像が無くなっていることがわかり、所有していた女性は警察に盗難届を出しました。女性は「アンパンマンは、いたずらをしてもばいきんまんを憎まず、そのいたずらを憎みます。こっそりとでもいいから返してほしいです」と話しています。
甲府税務署の元職員再逮捕 虚偽報告で税金270万円余着服か
甲府市の納税者から徴収したおよそ90万円を着服したとして、先月逮捕された甲府税務署の元職員が、ほかにも7人から受け取った税金270万円余りを着服したとして警察は業務上横領の疑いなどで再逮捕しました。
コシヒカリの「概算金」去年比76%引き上げ JA全農にいがた
JA全農にいがたは農協が農家に前払いする「概算金」の目安を決め、1等米の場合、一般のコシヒカリが60キロ当たり3万円と、去年に比べて76%引き上げることになりました。全国各地で概算金の引き上げが相次いでいて、新米の販売価格にどう影響するかが注目されます。
静岡 公民館での男性刺殺 54歳容疑者の鑑定留置始める 検察
今月、静岡市の公民館で、自治会の役員会に参加していた78歳の男性が刃物で刺されて死亡した事件で、検察は54歳の容疑者の刑事責任能力を調べるための「鑑定留置」を始めました。医師による精神鑑定の結果などを踏まえ、起訴するかどうか判断するものとみられます。