【大雨被害】熊本 土砂崩れで行方不明 「川に流された」通報も
熊本県では線状降水帯が発生するなど記録的な大雨となり、被害の情報が相次いでいます。
【気象解説】熊本に大雨特別警報 今後の見通し (11日正午)
前線の影響で、熊本県では猛烈な雨が降り続いて線状降水帯が発生するなど記録的な大雨となっていて、熊本県の7つの市と町に大雨の特別警報が発表されています。すでに浸水や土砂災害による被害も出ていて、少しでも命が助かる可能性が高い行動をとってください。このほか、福岡県や長崎県など九州の各地で雨量が多くなっていて、土砂災害や川の氾濫、低い土地の浸水に厳重な警戒が必要です。今後の見通しについて南 利幸 気象予報士の解説です。※動画は8月11日正午のニュースで放送した内容です。 データ放送ではご覧いただけません。
高校野球 東海大熊本星翔 大雨の影響で応援団の到着遅れる
夏の全国高校野球、11日第2試合に出場している東海大熊本星翔高校は、大雨の影響で生徒や保護者による応援団の到着が遅れています。
石破首相「政府一体となり災害応急対策など対応に全力尽くす」
石破総理大臣は、11日正午ごろ、総理大臣公邸で記者団に対し、「先ほど内閣危機管理監に対し、引き続き被害状況を迅速に把握すること、地方自治体とも緊密に連携し人命第一の方針のもと政府一体となって災害応急対策に全力で取り組むこと、国民に対し避難や大雨土砂災害などに関する情報提供を適時的確に行うことを改めて指示した。引き続き対応に全力を尽くしていく」と述べました。
北海道 芽室町 渓流釣りで遭難の母親と次男を救助 意識あり
北海道芽室町に10日、渓流釣りに来ていた家族4人のうち、母親と7歳の次男の2人が遭難し、警察と消防が11日朝から捜索したところ、2人を発見して救助しました。
熊本に大雨特別警報 土砂災害など被害も 命が助かる行動を
前線の影響で、熊本県では猛烈な雨が降り続いて線状降水帯が発生するなど記録的な大雨となっていて、熊本県の7つの市と町に大雨の特別警報が発表されています。すでに浸水や土砂災害による被害も出ていて、少しでも命が助かる可能性が高い行動をとってください。このほか、福岡県や長崎県など九州の各地で雨量が多くなっていて、土砂災害や川の氾濫、低い土地の浸水に厳重な警戒が必要です。
熊本 甲佐町 家族乗る車が土砂崩れに 車外の父親が行方不明
消防に入った連絡によりますと、11日午前4時10分ごろ、熊本県甲佐町豊内で「車が土砂崩れに巻き込まれた」と車内にいた女性から通報がありました。消防が出動し、車内にいた母親と子ども2人のあわせて3人を救助しましたが、車外にいた50代の父親の行方が分からなくなっているということです。救助された3人は病院に搬送されましたが、搬送時いずれも会話が可能だったということです。消防によりますと、母親は、自宅から避難しようと車に乗ったところ、自宅の裏山が崩れてきて土砂崩れに巻き込まれたと説明しているということです。消防が行方の分からない残る1人の捜索を続けています。
【交通影響】九州新幹線 運転見合わせ 高速道路通行止めも
JR九州によりますと、大雨の影響で九州新幹線やJRの在来線の一部は始発から運転を見合わせています。
福岡 福津 “60代の男女2人 川に流され行方不明” 通報
10日夕方、福岡県福津市の川で「男女2人が流された」と通報があり、警察と消防が行方を捜索しています。
熊本県 7つの市と町に災害救助法の適用決定
熊本県は、記録的な大雨を受けて、玉名市と玉東町、長洲町、美里町、それに八代市と宇城市、氷川町のあわせて7つの市と町に災害救助法を適用することを決めました。これにより、今回の災害にともなう避難所の設置などの費用を国と県で負担します。