SNSひぼう中傷 発信者情報開示の申し立て 前年の1.7倍に増加
SNSなどでひぼう中傷の書き込みをされたとき、匿名の投稿者を特定するための司法手続きの申し立てが去年、6700件余りに上り、前の年の1.7倍に増えたことが分かりました。専門家は、「ひぼう中傷に対して『反撃してもいい』という認識が社会に浸透してきたのではないか」としています。
東京「中野サンプラザ」跡地 再開発断念で住民説明会
東京・中野区は地元のシンボルだった「中野サンプラザ」の跡地の再開発計画を断念したことを受け28日夜、住民への説明会を開き、区は今後、住民との意見交換や市場調査を行って、新たな計画の策定を急ぐ考えを示しました。
新名神高速 逆走事件 容疑者を危険運転傷害の疑いでも捜査
三重県の新名神高速道路で乗用車が逆走し、運転していたペルー国籍の容疑者が当て逃げの疑いで逮捕された事件で、容疑者が周囲の車の通行を妨害し、乗っていた人にけがをさせたとして、警察が危険運転傷害の疑いでも捜査を進めていることが、捜査関係者への取材でわかりました。
損傷リスク高い下水道管 5年後までに更新へ 政府が目標案
埼玉県八潮市の大規模な道路陥没を受けて、政府は上下水道の維持管理や更新に関する目標の案をまとめました。損傷リスクが高いと判断された下水道管については5年後の令和12年度までに更新を終えるなどとしています。
熊本 慈恵病院の「赤ちゃんポスト」昨年度14人が預けられる
親が育てられない子どもを匿名で預かるいわゆる「赤ちゃんポスト」について、熊本市の慈恵病院では昨年度14人の子どもが預けられ、運用開始からの18年間で預けられた子どもは合わせて193人となりました。
名古屋大附属病院 B型肝炎ウイルス感染の患者 医療ミスで死亡
名古屋大学医学部附属病院で、過去にB型肝炎ウイルスに感染したことがある女性に対し、リウマチの治療のため免疫を抑える薬を投与したあと、必要な検査を行わず、女性がB型肝炎による肝不全で4年前に死亡していたことが分かりました。病院は、医療ミスがあったとして謝罪しました。
東京 江戸川区 爆発事故で現場検証 ボンベ 約60センチの深さに
27日、東京 江戸川区の工事現場で爆発が起き、10人がけがをした事故で、警視庁は28日、現場検証を行って詳しい状況を調べました。現場は40年ほど前から駐車場として使われていた場所で、地表から5、60センチほどの深さに埋められていた可燃性ガスのボンベが工事中に損傷し、ガスに引火した可能性があるということです。警視庁はボンベが埋められた経緯についても捜査を進めています。
備蓄米 購入申請受け付け一時休止 衆院農林水産委で論戦
随意契約での政府の備蓄米の売り渡しについて農林水産省は27日夜、小売業者からの申請が殺到したため、購入の申請の受け付けを一時休止しました。コメの価格高騰をめぐって28日、衆議院農林水産委員会では、小泉農林水産大臣に対する質疑が行われ、随意契約での政府の備蓄米の売り渡しや、コメの適正価格などについて論戦が交わされました。
“災害関連死の防止につなげるのがねらい” 法改正でどうなる
「災害関連死の防止につなげるのがねらい」。参議院本会議で28日、可決・成立した「改正災害救助法」、自宅にとどまったり、車中泊をしたりする高齢者や障害者などが必要な支援を速やかに受けられることが目的です。どのような対策につながるのでしょうか。
証券口座乗っ取り 被害確認17社に拡大 日本証券業協会
証券口座を乗っ取られて身に覚えのない株式などの売買が行われる被害が相次いでいる問題で、日本証券業協会の森田会長は顧客に被害が確認された証券会社が17社に上っていることを明らかにしました。被害の拡大が続いています。