海外研究者を日本に受け入れ 政府「大学ファンド」活用の方針
アメリカで科学研究への資金援助が削減されるなか、海外で活躍する優秀な研究者の日本への受け入れを戦略的に進めようと、政府は、「大学ファンド」と呼ばれる基金の運用益の一部を緊急的に活用し、国内の大学や研究機関への受け入れに必要な資金を確保する方針を固めました。
随意契約の備蓄米 10日までに36都道府県の店舗で販売確認
随意契約で放出された備蓄米について、農林水産省は10日までに36の都道府県にある店舗で販売が確認されたと発表しました。一方、11の県では販売が確認されなかったとしていて、地域ごとに差が出ないよう、きめ細かく行き渡らせることができるかが焦点となっています。
名古屋 栄 ホテルで男性死亡 19歳の女と23歳の男の容疑者逮捕
名古屋市の繁華街、栄のホテルで男性が殺害されているのが見つかった事件で、警察は、すでに逮捕した20歳の容疑者と一緒に現場にいたとみられる19歳の女の容疑者を強盗殺人の疑いで逮捕しました。さらに23歳の容疑者を恐喝の疑いで逮捕し、警察はこの容疑者が男性から金品を脅し取ることを指示したとみて捜査しています。
奄美大島など “生き物を島の外へ持ち出さないで”声明発表へ
世界自然遺産に登録されている鹿児島県の奄美大島や徳之島に生息する希少な動植物が、販売目的などで大量に捕獲されるケースが相次いでいる事態を受け、行政と民間企業などが、生き物を島の外へ持ち出さないよう求める共同声明を、近く発表することが分かりました。
G7サミット 大規模山火事対応の成果文書 原案明らかに
来週のG7サミットで調整されている大規模な山火事への対応に関する成果文書の原案が明らかになりました。世界各地での発生に深刻な懸念を示し、予防や対応能力の向上に向けた国際協力を加速させるとしています。
三笠宮信子さま 柔道の国際大会観戦のため ハンガリーへ出発
国際柔道連盟のアンバサダーを務めている三笠宮信子さまは、柔道の国際大会を観戦するため、ハンガリーに向けて出発されました。
大川原化工機 えん罪事件 捜査の違法性認めた判決確定 検証は
横浜市の「大川原化工機」をめぐるえん罪事件で、違法な捜査をしたとして東京高等裁判所に賠償を命じられた都と国は、11日までに上告せず、警視庁公安部と検察の捜査の違法性を認めた判決が確定しました。今後行われる検証で、えん罪を生んだ経緯がどこまで明らかになり、再発防止につなげられるかが焦点となります。
太平洋上空で海上自衛隊の哨戒機が中国軍戦闘機から接近される
防衛省は、今月、太平洋上空を飛行していた海上自衛隊の哨戒機が、中国軍の戦闘機から接近されたり前方を横切られたりしたと、11日夜に発表しました。「特異な接近は偶発的な衝突を誘発する可能性がある」として、中国側に深刻な懸念を表明し、再発防止を厳重に申し入れたということです。
認知症 診断後の「空白の期間」 平均で1年3か月 厚労省調査
認知症と診断されたあと、介護保険サービスを受けるまでに、平均で1年3か月ほどかかっているという調査結果を、厚生労働省の研究班がまとめたことが分かりました。研究班は、診断後の「空白の期間」が長くなると症状がより進行するおそれがあるとして、早期に支援に結びつける体制や情報提供が急務だと指摘しています。
“災害で通信途絶えた”想定 海保と通信会社が訓練 鳥取 境港
自然災害で通信が途絶えた場合に備え、復旧に必要な発電機や設備を巡視船に積み込む訓練が、鳥取県境港市で行われました。